ごあいさつ

古くより、私共は日本の伝統的な大工技能を今日に伝えてまいりました。これからも、この伝承に勤めてまいりますことは、私共が課せられた一つの使命だと考えております。また、これらの歴史的な造形美を、現代の新しい建築に取り入れ、新しいものと古いものの魅力的な融和を図ろうといたしますことも弊社らしい建築の特徴であります。

今後とも「学び、伝え、創る」を三本柱とし、建築技術のより一層の向上と創意工夫に勤め、今日までいただいてまいりました信用を傷つけることなく、現場を大切に、誠意をもって建築工事のお役に立てますように努力してまいる所存でございます。どうぞこれからも私共に建築の場をお与えいただきますようお願いを申し上げます。

代表取締役社長:石川 重人


会社概要

社名: 伝匠舎 株式会社 石川工務所(※伝匠舎は登録商標です)
設計事務所名: 株式会社 石川工務所 1級建築士事務所 伝匠舎
代表取締役社長: 石川 重人 「職人がつくる木の家ネット」の記事へ
資本金: 2000万円
社員数: 18名
所在地: 山梨県甲州市塩山上於曽1990番地 (花かげ通り向嶽寺東隣り)
電話: 0553-32-2170
FAX: 0553-32-2171
電子メール: ishikawa@densho-sha.co.jp
業務内容: 寺社建築工事、文化財建造物修理工事、古民家再生工事、水車工事、住宅建築工事、茅葺屋根工事、銅板葺き屋根工事、鉄筋コンクリート・鉄骨造建築工事、古材の販売、以上の施工ならびに企画・設計業務
沿革: 1156年(保元元年) 保田山山城に下山在石川姓の棟札
1632年(寛永9年) 大石寺御影堂 棟梁 石川与十郎家況
1778年(寛政元年) 甲府善光寺金堂 棟梁 石川政五郎
1818年(文化15年) 塩山向嶽寺仏殿 棟梁 石川源三郎
1963年(昭和38年) 法人格を取得

受賞歴

平成18(2006)年 日本建築学会関東支部第7回提案協議「美しくまちをつくる、むらをつくる」 優秀賞 甲州市「歴史的景観形成重要建築物」選定マップを作成したことについて
平成17(2005)年 関東甲信越建築士会ブロック会 H16年度優良建築作品 白州前沢の家
平成16(2004)年 山梨県建築文化奨励賞 白州前沢の家
平成12(2000)年 山梨県建築文化奨励賞 原茂園ワイナリー
平成13(2001)年 山梨県建築文化奨励賞 市部の家 (店舗付き住宅)
平成8(1996)年 山梨県建築文化奨励賞 平沢の家
平成7(1995)年 山梨県建築文化賞 下井尻の家
平成5(1993)年 山梨県建築文化奨励賞 山区の家

人材育成

「学び」「創り」「伝える」の社是にもとづき、人材育成に力を入れております。社内での若手育成はもちろんのこと、社寺や民家再生を手がけることのできる人材を育てる事業には積極的に関わるようにしています。

また、地元中学生や専門学校生の職業体験受け入れ、県内の高校での特別講義などを通して、将来を担う子どもたちを育てるために当社としてできることをさせていただくこともあります。

外部事業への協力、参加等
大工育成塾
公式Webサイト
「真の大工」を育成する国土交通省の国家プロジェクト「大工育成塾」の受け入れ工務店となり、伝統構法を身につけた若い大工を育てるために塾生を受け入れ、当社の棟梁の下で現場で実技を学ばせています。
NPO日本伝統建築技術保存会
公式Webサイト
社寺建築を実践するのに不可欠な日本の伝統的な幾何学「規矩術」を身につける研修を当社社員に受けさせ、「文化財建造物木工技能者」の資格を取ることを奨励しています。関東地区の研修会場として当社作業場を開放した時期もありました。

ふるさとの景観を守る

当社の位置する東山梨地域には(そのほとんどがトタンや亜鉛鋼板などで覆われてはいるのですが)全国的にもめずらしい形状の茅葺き民家が残っています。茅葺きでありながら「切り妻」であり、養蚕のための空間・通風・採光確保のため「突き上げ屋根」をともなうというものです。

こうした甲州民家のひとつの形を保存、再生し、地域の美しい景観を残していきたいというのが、当社の夢であり、古民家再生、修復といった仕事を通じてその夢を少しずつでも実現していきたいと考えています。

国でも住宅の長寿命化を後押しする「200年住宅」政策を推進しはじめています。このような時代状況にあってこそ、これまでもってきた古民家をさらに住み継いでいくことの大切さを、環境重視の資源循環型社会づくりといった視点を加えながら、発信していきたいと思います。(詳しくはこちらをご覧ください)

町並や里山の景観というものは、ひとつひとつの家が集まり、まわりの自然環境と融和してはじめて成立するものです。景観のキーして今なお点として甲州市内に残る古民家や建築物を「歴史的景観形成重要建築物」として選び出したマップをつくり、これらを登録文化財としすることで守っていきましょうという提案もしています。(この提案を日本建築学会関東支部の第7回定案協議「美しくまちをつくる、むらをつくる」で発表し、優秀賞をいただきました。

上条集落のトラスト調査 2004〜2005年に、財団法人ナショナルトラストの支援を受けて、甘草屋敷に代表される甲州民家群の集積地である甲州市塩山の上条集落の調査をした。伝建地区(伝統的建造物群保存地区)の認定を目指して現在も活動中。
NPO山梨の家並み保存会 塩山駅前通りにある歴史的建物「長屋門」を保存しようということがきっかけで、山梨の美しい家並みを残すための運動をたちあげました。

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